アメリカ大統領選挙に無所属で立候補しているロバート・ケネディ・ジュニア氏が、選挙戦から事実上撤退し、トランプ前大統領を支持すると表明しました。

ケネディ元大統領のおいで、大統領選に無所属で立候補しているロバート・ケネディ・ジュニア氏は23日、会見で「選挙で勝利する現実的な道があるとは思えない」と述べ、選挙戦からの事実上の撤退を表明しました。

ケネディ氏は、激戦州でトランプ氏やハリス氏の票を奪うことで、勝敗に影響を与える可能性が指摘されていましたが、その激戦州の投票用紙から自身の名前を削除し、今後はトランプ氏を支持すると明らかにしました。

その後、トランプ氏の集会に参加したケネディ氏に対し、トランプ氏は支持を歓迎し「共に闘う」と述べました。

トランプ氏はこれまでに、ケネディ氏が自身の支持に回れば、大統領選に勝利した場合、要職への起用を検討する考えを示しています。