10日に東京で“警報級”大雪のおそれ…「予防的通行止め」可能性も
札幌市では、統計開始以来1位の大雪となり、列車の大規模運休や、道路の大渋滞など市民生活の至るところで影響が出ています。一方、10日は、東京でも大雪の可能性があります。3連休への影響は、あるのでしょうか。
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JR札幌駅では8日も除雪作業が行われていました。
札幌市では6日、統計開始以来1位の大雪を記録し、JRの札幌圏全面運転見合わせが3日目となっているのです。さらに、道路の渋滞も発生していました。
影響は生活にも出ています。
市内の一部では、ゴミ収集が追いつかず、8日、行われていたのは、7日分のゴミ収集です。
そして、この時期に欠かせない灯油配達も、大雪に悪戦苦闘していました。スコップで雪を掘り、なんとか灯油タンクを見つける場面も見られました。
エネコープ 猪狩興一さん
「除雪してほしいですね。本音はしょうがないです」
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そして10日は、東京でも大雪となる可能性があります。
関東の広い範囲で10日の朝から11日の明け方まで雪が降る予報で、東京23区でも、“警報級の大雪”となるおそれがあるのです。
“警報級の大雪”といえば、先月6日、東京都心では10センチの積雪を記録しました。「大雪警報」も出され、平日の帰宅ラッシュを直撃。
立ち往生も発生したことから首都高速道路は、10日以降、雪が降り積もり始める前から「計画的・予防的通行止め」を行う可能性があると発表しました。
東京23区を含め、大雪による交通障害、路面の凍結に十分注意が必要で、3連休初日の11日にも影響が出そうです。