厚労省と大阪市 「紅麹」小林製薬の大阪工場に立ち入り検査
小林製薬の「紅麹」をめぐる健康被害の問題で、国と大阪市は、「紅麹」を製造していた大阪市内の工場で、30日午前11時ごろから立ち入り検査を行っています。中継です。
午前11時ごろ、厚生労働省と大阪市の担当者16人が小林製薬の大阪工場に入りました。これまでに「紅麹コレステヘルプ」を摂取した後に亡くなった人は5人確認されていて、小林製薬は29日、健康被害の原因となった成分について、「プベルル酸の可能性がある」と国に報告したことを明らかにしています。
小林製薬は大阪工場を去年12月に閉鎖し、製造していた機械などは和歌山県の工場に移したと説明していて、30日は当時の製造状況を確認するものとみられます。
31日は、和歌山・紀の川市の工場にも立ち入り検査を行う予定で、健康被害の原因究明が急がれます。