“音情報”文字や手話で表示 JRの駅で実証実験
耳の不自由な人に安心して駅を利用してもらうため、ホームに流れるアナウンスや電車の発着音をAIで判別して文字や手話に変換して表示する実証実験が15日から始まりました。
JR上野駅のホームに設置されたのは「エキマトペ」と名付けられた音を視覚化する装置です。ホームで流れるアナウンスや電車の発着音などをマイクでひろいAIで判別。音の大きさに応じてサイズを変えた文字や事前に収録した手話に変換してディスプレーに表示します。
JR東日本や富士通などが川崎市立聾学校の生徒の提案を受けて開発しました。
川崎市立聾学校 高校3年生・今野空さん「すぐ見てわかるので、安心感があります。見てみるとかわいくて音にあったフォントでいいなって」
実証実験は12月まで行われる予定です。