福岡県久留米市で建物の外壁が崩れ、道路に散乱しました。ケガ人はいませんでしたが、市には以前から「タイルがはがれている」といった情報が寄せられていたということです。

5日午前9時ごろ、福岡県久留米市六ツ門町で、建物5階の階段の上の部分が崩れ落ちました。警察によりますと、ケガ人はいませんでしたが、前の道路に外壁のタイルなどが散乱し、一時通行止めとなりました。

久留米市によりますと、この建物は現在、使われていないとみられ、これまでにも「外壁のタイルがはがれている」といった情報が寄せられていたということです。市は建物の所有者に修繕を求めていましたが、対応していませんでした。

崩落の原因は老朽化の可能性があるとみて、警察と久留米市で所有者から話を聞くなど詳しく調べています。