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長野3人殺傷、46歳男は黙秘「リレー捜査」決め手

2025年1月26日 18:35
長野3人殺傷、46歳男は黙秘「リレー捜査」決め手

22日、JR長野駅前で男女3人が男に刃物で刺され、1人が死亡し2人が重軽傷を負った事件で、26日朝、殺人未遂の疑いで46歳の無職の男が逮捕されました。捜査本部が置かれている長野中央警察署から最新情報を伝えてもらいます。

矢口容疑者の身柄がある長野中央警察署です。取り調べは現在も続けられています。

26日午前7時ごろ、捜査員が矢口容疑者の自宅を訪ねたところ、反応はなく、突入に踏み切りました。

近所の人によりますと、チェーンロックを切る音や「ボン」という大きな音が聞こえたということです。

逮捕された際、矢口容疑者は暴れたり叫んだりといった取り乱す様子は、なかったということです。

その後の取り調べでは、名前や職業などについては答えていますが、認否や犯行の動機については黙秘を続けています。

――事件の発生から5日目で急展開を迎えました。矢口容疑者を逮捕する決め手となったのは何だったのでしょうか。

県警の捜査本部は犯人の画像を公開するなど、およそ220人態勢で犯人の行方を追っていました。防犯カメラとドライブレコーダーの映像による「リレー捜査」のほか、この3日間で捜査本部のフリーダイヤルには、およそ330件の情報が寄せられ、こうしたものを積み上げて矢口容疑者の逮捕に至りました。

矢口容疑者の身柄は27日、検察庁に送られる予定です。なぜ凶行に及んだのか、まだ見つかっていない凶器などについて、矢口容疑者が何も語らない中、本格的な取り調べが行われます。

最終更新日:2025年1月26日 18:35
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