去年、亡くなった舞踊家でバレエ指導者の牧阿佐美さんのお別れの会が営まれ、教え子の草刈民代さんらが参列しました。

牧阿佐美さんは、日本を代表する舞踊家、バレエ指導者で去年10月、大腸ガンのため87歳でこの世を去りました。

牧さんは、国内唯一の国立のバレエ団「新国立劇場バレエ団」の芸術監督を11年間つとめるなど、長年にわたり日本バレエ界をけん引し、バレエ界として初めての文化勲章を去年、受章しました。

牧阿佐美バレヱ団・三木谷晴子理事長「先生のバレエを思う気持ち、後進を育てる気持ちは間違いなく伝わっています。今後の日本バレエ界を空の上から見守ってください」

6日に都内で営まれたお別れの会には、俳優の草刈民代さんをはじめ、バレエダンサーの上野水香さんや木村優里さんなど教え子や親交のあったおよそ600人が参列しました。

会場には、「くるみ割り人形」などのバレエ音楽が流れ、参列者は牧さんとの最後の別れを惜しみました。