「国際クルーズ」受け入れ再開を発表 感染拡大防止ガイドライン策定受け
新型コロナウイルスの影響で2020年から受け入れ停止している「国際クルーズ」について、感染拡大防止のガイドラインが策定されたことを受け、国土交通省は、受け入れを再開すると発表しました。
斉藤国交相「感染対策に関するガイドラインが策定され、我が国での国際クルーズの受け入れ再開に向けた準備が整いました」
2020年2月、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で大規模クラスターが発生し、翌月以降、国際クルーズの受け入れを停止していました。しかし、クルーズ客の旅行消費額は年間およそ800億円にのぼり経済効果も大きいことから、早期再開が求められてきました。
今回、受け入れ再開にあたり、業界団体が策定した感染拡大防止のガイドラインでは、防護服や隔離部屋が不足した場合、運航期間の短縮を検討することなどが明記されています。
外国籍の船のクルーズでは最も早いもので来年3月に静岡県の清水港に寄港する予定です。