地方の高速道路 曜日や時間帯にかかわらず一律5割引きへ
国土交通省は、地方の高速道路で平日の朝夕の通勤時間帯に導入している割り引きを見直し、曜日や時間帯にかかわらず一律5割引きとする方針を明らかにしました。
NEXCOが管理する首都圏や大阪などをのぞく地方の高速道路では、一般道路の混雑を緩和する目的で、平日の朝夕の通勤時間帯の料金について、ETC搭載車に限定して割り引きが行われています。
しかし、新型コロナウイルスなどによる通勤形態の多様化に対応するため、国土交通省は、割り引きの適用時間を休日を含めた全日24時間に拡大し、事前に登録したインターチェンジ間の料金を5割引きとする方針です。
新たな割り引き制度はことし4月から石川県の北陸自動車道で試験的に行い、割り引きによる一般道路から高速道路への交通転換や混雑状況の変化などの影響について把握し、全国への展開も検討するということです。