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「ほっとしているような様子が見えました」輪島市の孤立集落から住民らを埼玉県の防災ヘリが救出 隊員のヘルメット映像公開

2024年1月12日 23:33
「ほっとしているような様子が見えました」輪島市の孤立集落から住民らを埼玉県の防災ヘリが救出 隊員のヘルメット映像公開
能登半島地震で孤立した輪島市の集落から、住民らがヘリで救出される一部始終が公開されました。

農地が広がる石川県輪島市の集落。黄色いヘルメットをつけているのは1日の地震で被災し救助を求めていた住民です。

集落は、地震の影響で道路が寸断され孤立状態になっていて、地震から3日後、駆けつけた埼玉県の防災ヘリが、けがをした住民らの救助にあたりました。

救助された住民の中には、顔を打撲した人や高齢で歩くのも難しい人もいたということで、航空隊員らに抱きかかえられ、ヘリで救急隊のもとへ運ばれました。

埼玉県防災航空隊 菅野義高隊長
「通常の災害と違い出動するときに入ってくる情報が少なかった」「要救助者のところまでたどり着けるのかという不安が少しありました」「地上よりはヘリコプターの中暖かいので(救助された人は)ほっとしているような様子が見えました」

埼玉県の防災ヘリは、地震の2日後から孤立集落の住民の救助にあたり、3日間で7人を助け出したということです。

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