×

辞職か解散か…今週中に会見で進退表明へ 斎藤知事「だいぶ固まってきた」

2024年9月24日 20:52
辞職か解散か…今週中に会見で進退表明へ 斎藤知事「だいぶ固まってきた」

「辞職」か「議会解散」か。24日、兵庫県の斎藤知事は、今週中に記者会見を開き、発表する考えを示しました。

   ◇

19日に不信任決議案が可決して以来、初めて兵庫県庁に姿を現した斎藤知事。5日後までに、辞職か議会解散かの判断を迫られています。

兵庫県 斎藤元彦知事
「どういう選択をするのか、ほぼだいぶ固まってはきたが、まだしっかり考えて決めていきたい」

斎藤知事は、23日までに複数のテレビ番組に出演。知事側は出演の条件として、「1対1のインタビュー形式」を提示したということです。このことについて問われると…

兵庫県 斎藤元彦知事
「やっぱり自分の思いや考えをしっかりと伝えるために、1対1の場、そしてノーカットでやっていきだきたい。生出演を含めてやっていく方が、伝えることができるのではという判断」

──出直し選挙を意識したものではない?

兵庫県 斎藤元彦知事
「そういったことというよりも、自分自身の思いや考えを、県民の皆さんからも、もっと知事が自分の言葉で自分の思いを県民に説明すべきだという指摘もある。世間的にはもしかしたらメンタルがすごく強いって言われてるかもしれない。“鋼のメンタル”と言われてる面もあるみたいですが、自分自身はけさも、苦しい胸の内もあったりとか、やっぱり人間ですから、思い悩むことも多々これまでもあったので」

出直し選挙については明言を避けました。

   ◇

斎藤知事が、辞職か失職を選んだ場合に行われる知事選挙に向けて、第1会派の自民党は、24日午後、候補者の選定会議を開きました。しかし…

自民会派 北野実幹事長
「知事選挙に関する検討会を行いましたが、何も決めることはなかった」

今後、候補者を擁立した場合、公明や立憲民主系の「ひょうご県民連合」に支援を求める可能性を示しました。一方、第2会派の維新は、斎藤知事が出馬したとしても、「3年前のように推薦することは難しい」と述べました。

斎藤知事は今週中に記者会見を開き、進退について発表する予定です。