東京・歌舞伎町の「トー横」周辺で少年少女が犯罪に巻き込まれるのを防ごうと、警視庁は、夏休みを前に一斉補導を行いました。

若者のたまり場として知られる歌舞伎町の「トー横」では、15日夜から16日朝にかけて私服警察官らおよそ120人が若者に声をかけ、13歳から18歳までの中高生ら26人を深夜に外出していたなどとして補導しました。

中には家出をして行方不明者届が出されていた宮城県の少女や酒で市販の薬を大量に摂取して緊急搬送された少女がいたということです。

また、今月10日、警視庁は、無許可で従業員に女性客の接待をさせたとして、メンズコンセプトカフェを摘発し、店内にいた18歳未満の従業員と客あわせて4人を補導しました。

警視庁は、多くの若者が集まる夏休みに向け「トー横」周辺の警戒を強めています。