歌舞伎町「トー横」近くのホテルに立ち入り検査…対応強化呼びかけ 新宿区と警視庁
東京・新宿区と警視庁は、家出した未成年者らの宿泊先や援助交際の場所に使われているとして、歌舞伎町のいわゆる「トー横」近くのホテルに対応の強化を呼びかけました。
21日午前、新宿区は、歌舞伎町にある未成年者らのたまり場「トー横」近くの4つのホテルに対し立ち入り検査を行い、年齢確認の徹底や適切な宿泊者名簿を作成するよう指導しました。
これは家出した未成年者らが1人分の料金で複数人で宿泊したり、ホテルの部屋が援助交際などに使われたりしている実態があるためで、立ち入り検査には警視庁の警察官も同行し、家出の疑いがある未成年者がいれば通報するよう協力を求めました。
警視庁は、「ホテル側にも協力してもらい少年少女が犯罪に巻き込まれないようにしていきたい」としています。