歌舞伎俳優の市川猿之助こと喜熨斗孝彦（きのし・たかひこ）容疑者（47）が、母親に対する自殺ほう助の疑いで逮捕されました。事件の発覚から27日で40日。なぜ今、逮捕となったのでしょうか。そこには、「再び命を絶つおそれ」「証拠を隠滅するおそれ」など大きく3つのワケがあります。

警視庁は、本人と母親の体内から検出された薬の鑑定を進めてきました。その結果、2人の体内からは、猿之助容疑者に以前から処方されていた「サイレース」と「レンドルミン」という2種類の睡眠導入剤の成分が検出されたことが新たにわかりました。

猿之助容疑者は「2種類飲んだ」といった話をしているといいますが、薬物鑑定に詳しい専門家は「大量摂取してもなかなか死にはいたらない。いろんな意味で矛盾点がある」と指摘しています。

※詳しくは動画をご覧ください(6月27日放送『news zero』より)