高層マンションで夫婦死傷 夫の死因“鈍器”で殴られた「頭蓋内損傷」 滋賀・大津市
滋賀県大津市の高層マンションで、高齢の夫婦が襲われ夫が死亡した事件で、夫の死因は、鈍器のようなもので殴られたことによる「頭蓋内損傷」だったことがわかりました。
25日正午ごろ、滋賀県大津市にある高層マンションの11階のエレベーターホールで、74歳の女性が頭から血を流して倒れているのが見つかりました。さらに部屋からは、夫の岩崎安三さんが頭から血を流した状態で発見され、その場で死亡が確認されました。妻も病院に搬送されましたが、意識不明の重体です。
警察は、2人の頭などに複数の傷があったことなどから、何者かが岩崎さん夫婦を襲った殺人や殺人未遂事件と断定し、90人態勢の捜査本部を設置しました。また、司法解剖の結果、安三さんの死因は、鈍器のようなもので殴られたことによる「頭蓋内損傷」だったことがわかりました。
マンションの住民
「娘が3歳なのでやはり怖いですね」「早く捕まってもらえればという感じですね」
岩崎さん夫婦は2人暮らしで、警察官が駆けつけた際、部屋にはカギがかかっていたということで、警察は当時の詳しい状況を調べています。