特殊詐欺の最新手口や対策学ぶ展示始まる 東京・中央区の警察博物館
夏休みの時期、特殊詐欺の最新の手口や対策を、高齢者だけでなく子どもにも学んでもらおうと、新たな展示が始まりました。
東京・中央区の警察博物館で20日から始まった、「親子で学べる特殊サギ対策展」では、増加傾向にあるSNSで投資を募る詐欺の手口などが公開され、訪れた子どもたちは、熱心に学んでいました。
また、警察官を装ってウソの電話をかけ、現金をだまし取る事件の、実際の音声も公開されました。
警視庁管内の、今年上半期の特殊詐欺の被害額はおよそ46億円にのぼり、過去の同時期と比べて最多となっています。展示を通じて高齢者だけでなく、その親族も被害にあわないための知識を得てほしいとしています。