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全日空 国内初「トーイングトラクター」無人運転の試験運用

2024年7月16日 15:47
全日空 国内初「トーイングトラクター」無人運転の試験運用

航空機の運航を支える空港業務の人手不足が深刻化する中、全日空は国内初となる荷物をけん引する車両の完全無人運転の試験運用を今月から開始しました。

全日空などが行っているのは、ターミナルと駐機する航空機の間で預かった手荷物などを運搬する「トーイングトラクター」の自動運転の試験運用で、国内初となるドライバーを必要としない「自動運転レベル4」で行われています。

車両には障害物を検知するセンサーやカメラが搭載され、他の車両との接触を避けながら走行することが可能となっています。

全日空では貨物や手荷物の積み込み、運搬などを行う空港職員の人手不足が深刻化していて、来年中に無人貨物搬送の実用を目指しているということです。