ショベルカーを遠隔操作…人手不足対策へ 災害現場で復旧作業
人手不足が深刻化する中、災害現場に出向かなくても遠隔で復旧作業を行えるショベルカーの“コックピット”が公開されました。
東京の千代田区大手町から操作したのは、およそ30キロメートル離れた千葉県の実験場にあるショベルカーです。
NTTコミュニケーションズなどは、人手不足が深刻化する中、ショベルカーなどを遠隔で操作できるシステムを開発しました。
衛星から地上に電波を届ける「スターリンク」を活用し、災害現場や山奥などに直接出向くことなく、安全な場所で復旧作業などを行うことができます。
また、「リアルタイムで映像を送る技術」と「自動運転技術」を組み合わせることで、複数の建機を同時に動かし、それを人が監視することもできるとしています。
この技術は今年度中にも社会実装される見通しです。