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ショベルカーを遠隔操作…人手不足対策へ 災害現場で復旧作業

2024年6月6日 16:31
ショベルカーを遠隔操作…人手不足対策へ 災害現場で復旧作業

人手不足が深刻化する中、災害現場に出向かなくても遠隔で復旧作業を行えるショベルカーの“コックピット”が公開されました。

東京の千代田区大手町から操作したのは、およそ30キロメートル離れた千葉県の実験場にあるショベルカーです。

NTTコミュニケーションズなどは、人手不足が深刻化する中、ショベルカーなどを遠隔で操作できるシステムを開発しました。

衛星から地上に電波を届ける「スターリンク」を活用し、災害現場や山奥などに直接出向くことなく、安全な場所で復旧作業などを行うことができます。

また、「リアルタイムで映像を送る技術」と「自動運転技術」を組み合わせることで、複数の建機を同時に動かし、それを人が監視することもできるとしています。

この技術は今年度中にも社会実装される見通しです。