時給上昇も人手不足は深刻 箱根の旅館が独自の“ボーナス制度”
アルバイトやパートの時給が上がる一方で、人手不足が深刻です。そうした中、箱根の旅館ではちょっとユニークな独自の“報酬制度”を導入しました。
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みなさんのアルバイトの時給、いくらですか?
都内でアルバイト(20代)
「1200円いかないくらい。しゃぶしゃぶ店」
茨城でアルバイト(20代)
「私はコンビニでアルバイト。953円。茨城県あげてほしい」
神奈川でアルバイト(10代)
「スーパーで働いています。時給は…自分は朝働いているので少し高くて1300円くらい」
都内でアルバイト(20代)
「コンビニです。1200円。マジで忙しいから100円くらいあげてほしい」
神奈川でアルバイト(20代)
「スポーツクラブ」
都内でアルバイト(20代)
「ジム。筋トレをアドバイスするみたいな」
神奈川でアルバイト(20代)
「1200円くらい」
都内でアルバイト(20代)
「自分も1200円くらい」
神奈川でアルバイト(20代)
「いいです、めちゃくちゃ」
都内でアルバイト(20代)
「うれしいのですけど、それに伴って物の値段も上がっている。釣り合いが取れてるのかはわからない」
今や、時給1000円前後があたりまえの時代。20年前の東京都の最低賃金は710円でしたが、その後、年々引き上げられ、2019年には1000円台に。現在の最低賃金は1113円となっていて、全国の時給の平均も1000円を超えています。(全国の平均時給1004円)
実際、都内で張り出されている時給を見てみると、「時給1200円~」「時給1300円~」など、都の最低賃金を超えている店がほとんど。「時給1300円~」の場合、深夜手当が付くと、22時以降は「1625円~」になります。
かつてアルバイトをしていた人たちからは…
元パン店でバイト 主婦(30代)
「(数年前)730円くらい」
元マクドナルドでバイト 会社員(30代)
「(数年前)700円くらい」
元パン店でバイト 主婦(30代)
「当時は(時給)高い方で、時給で(バイトを)決めてた」
元コンビニでバイト 美容師(20代)
「自分は鹿児島出身なので790円くらい」
元スーパーでバイト 事務受付(20代)
「今ならバイト頑張ります。社会人辞めたい」
人材大手マイナビが、全国の企業を対象に調査したデータでは、この半年でアルバイトの時給を上げた企業は約6割。平均で278.6円引き上げられています。
背景にあるのは“人材不足”です。