輸出額は対前年比8.5%減 3年ぶりの減少 中部空港・2023年の貿易概況
中部空港税関支署は25日、中部空港における2023年分の貿易概況(速報)を発表しました。
輸出額は対前年比8.5%減の1兆2080億円で、3年ぶりの減少となりました。中部空港税関支署によりますと、「半導体等電子部品」が同20.5%減、「重電機器」が同51.7%減、「ポンプ及び遠心分離機」が同40.6%減となったことが影響しているということです。
一方、輸入額は対前年比6.2%増の1兆785億円となり、2年連続の増加。品目別で見ると「原動機」が同26.4%増、「半導体等電子部品」が同18.0%増、「医薬品」が同12.1%増となりました。
輸出と輸入の差引額は1295億円の輸出超過となっています。
同日には昨年12月分の貿易概況も発表されており、輸出額は1089億円で12カ月連続の減少、輸入額は877億円で7カ月連続の増加となったということです。