酒を飲んで車を運転し事故を起こした上、その場から逃走したとして、ベトナム国籍の男が逮捕されました。警察は、当初、車に同乗していた別の男性を誤認逮捕していました。

酒気帯び運転やひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは、碧南市に住むベトナム国籍のグエン・ディン容疑者（34）です。

警察によりますと、グエン容疑者は、11日午後2時半ごろ、酒を飲んだ状態で乗用車を運転し、西尾市楠村町の県道でトラックにぶつかり、運転手の男性にけがをさせた疑いがもたれています。

グエン容疑者は、一時逃走していましたが、その後現場に戻り逮捕に至りました。

調べに対し、酒を飲んで事故を起こしたことは認める一方、「相手に通報を依頼した」などと逃げたことに関しては、容疑を否認しているということです。

この事件を巡っては、警察が車に同乗していた別の男性を運転手として誤認逮捕していました。

男性は「運転していない」と話していましたが、約1時間半、拘束されたということです。