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【視聴者投稿】東海地方の空に「アーク」現る 気象予報士:石橋 武宜さんに聞きました!(5月21日)

2024年5月22日 19:32
【視聴者投稿】東海地方の空に「アーク」現る 気象予報士:石橋 武宜さんに聞きました!(5月21日)
愛知県豊橋市

中京テレビ「キャッチ!」の投稿ボックスに寄せられたこちらの写真。
21日に愛知県豊橋市で撮られたものですが、電柱の上部にかかるまっすぐな雲をよくみると虹のような色に見えます。
撮影者によると「虹かなと思って見たらアーチ状ではなく、雲に色がかかっているため何かなと思って撮影した」といいます。

そこで、キャッチ!の気象予報士:石橋 武宜さんに聞いてみたところ、「すべてが見えないため断定はできないが、環水平アークのようにみえる」とのこと。

「アーク」とは太陽高度の高い昼の時間帯で、4月から9月の間に出現するもの。巻雲や巻層雲などの上層雲がかかろことで見られる光学現象。氷の粒で構成された高層の雲の氷の結晶がプリズムの役割をして、太陽の光が屈折して色が分かれて、虹色の輝きが現われ、太陽を中心としてできる位置で名前が変わるといいます。

同じ日に東海地方の別の場所でも雲が虹色に見える光景が撮影されていました。
こちらは豊根村の茶臼山高原でお昼頃に撮影された1枚。

こちらもアークのように見える雲が空にかかっています。
この雲を見た人は「色がついた雲は見たことがなく不思議さを感じた。珍しいものを見られて感激し写真を撮った。周りの人たちも気づいて撮影していた」と話します。

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