去年7月、三重県四日市市の雑木林に37歳の中国籍の女性の遺体を遺棄したとして、職場の同僚でフィリピン国籍の男が逮捕されました。

死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、菰野町の工員、ジュニ・ジェルビン・ベルナデス容疑者（32）です。

警察によりますと、ジュニ容疑者は、去年7月、四日市市中野町の雑木林に、市内に住む同僚の趙霞さん（37）の遺体を遺棄した疑いが持たれています。

去年7月、趙さんの職場の上司から警察に行方不明者届が出され、今年4月、雑木林で山菜採りをしていた男性が白骨化した趙さんの遺体を発見していました。

警察は認否を明らかにしていません。

遺体に目立った外傷はなかったということですが、警察は趙さんが殺害された可能性もあるとみて捜査本部を設置し、ジュニ容疑者が何らかの事情を知っているとみて捜査しています。