名古屋市内の会場に集まった大勢の人たち。実は全員、この地方にある会社の経営者などです。
開かれたのは中部経済4団体による賀詞交歓会。

新型コロナの影響で、これまで中止などがありましたが、今年から制限がなくなり600人にも及ぶこの地方の経営者などが集まりました。
能登半島地震を受け、例年設置されていた金色の屏風をなくし、少し自粛ムードでの開催となりました。

衝撃とともに始まった2024年。私たちの生活は、どう変わるのでしょうか？
街で気になることを聞いてみると、、、

街の人：「最近の物価高でサラリーマンは懐が寒いです。みなさん賃金のベースアップはいかほどお考えでしょうか？教えてください」
物価高で、実質の賃金が目減りし、懐事情が厳しいという悲痛な声。

賃上げについて社長らの考えは？
佐野アナ：「ずばりYESかNOで応えて欲しいんですけど賃金アップはいかがでしょうか?」

名古屋鉄道 髙﨑裕樹社長：「もちろん もちろんこれからは人材に投資しないと成り立ちませんからYES」

伊藤建設工業 伊藤日香理 常務：「建設業は担い手不足なのでやっぱり少しでも給料を上げていきたいな」

北川組 北川尚子社長：「（今年は）10％上げられるようにもうちょっと上に考えていきたい」

聞いた7社中すべての会社が来年度賃上げを予定していると言います。

続いての質問は…

街の人：（30代）「災害に強い街づくりを。石川でも下敷きになって亡くなった方も多くいらっしゃるのでそうならないように愛知県も古い建物がたくさんあるので人ごとじゃないなと」

愛知県 大村知事：「建物の耐震化もどんどん進めています。緊急メールとか避難対策とか救助対策も訓練を含めて防災に対しては万全を期してやっていきたい」

なかにはこんな質問も…

街の人（20代）：「失敗したときにどのようなモチベーションで次の仕事に取り組んだらいいでしょうか。1年目っていうこともあって日々失敗の連続なんですけど成長していくためには挑戦も必要だと思うので」

名古屋鉄道 髙﨑裕樹社長：「失敗は誰にでもあります！」佐野「失敗した経験は？」「（私も）いっぱいあります！失敗だらけの人生。だけど成功するまでやり続ける。これにつきます！」

百五銀行 伊藤歳恭会長：「忘れることしかないですね。忘れちゃって前向いた方がいい」

日本ガイシ 大島卓会長：「失敗は上が責任取ればいいんでビクビクするなって。そのために上がいる。そうしないかぎり次ない」