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リニア ・トンネル掘削工事影響か “水位低下”問題 自治体が意見交換 岐阜・瑞浪市

2024年5月22日 19:22
リニア ・トンネル掘削工事影響か “水位低下”問題 自治体が意見交換 岐阜・瑞浪市
岐阜県瑞浪市でリニア中央新幹線のトンネル掘削工事の影響とみられる井戸などの水位が低下している問題で、22日、知事やリニア沿線市町の首長らによる意見交換会が行われました。

この問題は、瑞浪市大湫町で、共同水源などの水位が低下し、一部が枯渇して使用できなくなっているもので、リニア中央新幹線のトンネル掘削工事が原因とみられています。

JR東海は、住民の不安に配慮して当初の計画より早くトンネル掘削工事を中断しました。さらに、トンネル内で水が湧き出ている箇所に、薬液を注入して水を止める作業を進めています。

この問題をうけ、22日リニア沿線の市長や町長、県の担当者らが集まり意見交換会を開きました。

瑞浪市のようにトンネル工事が原因とみられる異常が見つかった場合は、綿密に連携をとり、JR側に状況を報告し、必要な対策を要望していくことなどを確認しました。

瑞浪市 水野光二市長:
「早く原因を究明していただいて、対策を練って工事を再開していただきたい」

一方、JR東海の丹羽社長は22日の会見で、水位の低下について県との情報共有に至らない点があったことを認め、「真摯に対応していきたい」としています。

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