住宅で末端価格110万円相当の覚醒剤などを所持か 密売グループとみられる男4人逮捕 愛知県警
先月、愛知県一宮市の住宅で末端価格110万円相当の覚醒剤などを所持したとして、密売グループとみられる男4人が逮捕されました。
覚醒剤取締法違反などの疑いで逮捕されたのは、春日井市に住む六代目山口組傘下組織の組長・国本安雄容疑者(71)ら男4人です。
警察によりますと、国本容疑者らは、今年2月に一宮市の住宅で、覚醒剤約17グラム、末端価格110万円相当などを所持した疑いがもたれています。
4人が出入りしていたとされる名古屋市中区のマンションからは、注射器が約800本押収されていて、覚醒剤とともに販売していたとみられています。
4人は2月と3月初めにも別の男性に覚醒剤とみられる結晶を譲り渡した麻薬特例法違反などの疑いですでに逮捕されていて、今回が3回目の逮捕となります。
警察は4人の認否を明らかにしていませんが、国本容疑者を指示役として組織的に覚醒剤を密売し、売上を暴力団の資金源にしていたとみて調べを進めています。