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”コロナ対策補助金不正受給”「いまむら病院」 約17億6500万円返還 愛知県引き続き刑事告訴検討

2025年3月27日 9:02
”コロナ対策補助金不正受給”「いまむら病院」 約17億6500万円返還 愛知県引き続き刑事告訴検討

愛知県一宮市の「いまむら病院」が、新型コロナ対策の補助金を不正に受給したとして、愛知県から返還を求められていた約17億6500万円を納付しました。県は、引き続き刑事告訴を検討しています。

県によりますと、「いまむら病院」は、実際には購入していない医療機器の虚偽の納品書や領収書などを提出し、新型コロナ対策の補助金約4億5000万円を不正受給していました。

県は、不正受給やその後の対応の不備を悪質と判断し、今月14日、2020年度から2023年度に支給した補助金の全額約17億6500万円の支給決定を取り消し、返還を求めました。

これに対し、今月17日、補助金が全額、返還されたということです。

県は、さらに加算金約4億9700万円の支払いを今月中に求めるとしています。

また、補助金は返還されたものの、病院が必要な書類の提出を拒否するなど、調査に協力しなかったことから、詐欺の疑いで刑事告訴を検討していて、今後、加算金の支払いに応じるかどうかなどを踏まえて判断するということです。

最終更新日:2025年3月27日 9:04
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