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“発がん性”PFAS検出 市民団体が独自に調査 三重・四日市市

2023年11月20日 16:42
“発がん性”PFAS検出 市民団体が独自に調査 三重・四日市市

発がん性が指摘されている化学物質「PFAS」について、三重県四日市市の市民団体が市内4か所で国の目標値を上回る値を示したとする調査結果を公表しました。

「四日市公災害市民ネット」によりますと、今年9月からの独自の調査で、半導体工場の排水口周辺など4か所で採取した水から国の暫定の目標値である「1リットルあたり50ナノグラム」を超える濃度のPFASが検出されました。

このうち、部田川で採取した水からは1リットルあたり145.79ナノグラムのPFASが検出されたということです。

水道水からは目標値を超える濃度は検出されなかったとしています。

市民団体は市に対して調査結果を提供した上で市全域で調査を実施するよう求めていて、市は調査地点を増やす方針です。

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