首都・東京の防災を担う東京消防庁の新しいトップが就任会見を行い、抱負を語りました。

第29代消防総監・吉田義実氏「誰もが安心して暮らせるセーフシティの実現を目指し、全力をあげて職務を全うする所存ですので、皆様のご支援とご協力を頂きますよう、お願い申しあげます」

東京消防庁の第29代消防総監に吉田義実次長が来月1日、就任します。吉田次長は31日の就任会見で、去年の救急出動件数が過去最多となったことを踏まえ、救急活動体制の充実・強化を推し進めていく方針を示しました。

また、今年が関東大震災から100年という節目の年であることにも触れ、地域防災の要である消防団の機能強化を推進するなど、都民の防災力向上も図っていきたいとしています。