警視庁「機動隊対抗レスキュー競技大会」 人命救助の技術と正確性競う
警視庁機動隊の隊員が、災害時の人命救助のための技術を競うレスキュー大会が開かれました。
21日に東京・立川市で行われたのは、「機動隊対抗レスキュー競技大会」です。
大会では、約18メートルの高さの壁をロープを使って登る種目や、20メートルのロープを往復する種目、チェーンソーなどの機材を使う種目が行われ、災害現場で必要となる人命救助のための技術の正確性とスピードをチーム対抗で競いました。
10の機動隊から選ばれた隊員200人が参加した今回の大会。優勝したのは第四機動隊で、3連覇となりました。
警視庁の千代延晃平警備部長は、首都直下地震や富士山噴火に触れ、「いかなる災害が発生しようとも、持てる力を発揮できるよう、これからも不断の努力を継続してほしい」などと話しました。