警視庁機動隊「レスキュー競技大会」開催 人命救助の技術競う
警視庁機動隊が人命救助の技術を競うレスキュー競技大会が5日、行われました。
5日、東京・立川市で行われた「機動隊対抗レスキュー競技大会」は、災害現場で必要となる人命救助のための技術をチーム対抗で競うもので、10ある機動隊の中から選ばれた200人の隊員が参加しました。
大会は、倒壊した建物から被災者を救出することなどを想定して行われ、隊員らはロープを使っておよそ18メートルの壁を登ったり、チェーンソーで木材を切ったりするなど、日頃の訓練で培ったレスキュー技術の正確性とスピードを競い合っていました。
警視庁の千代延晃平警備部長は、「首都直下地震や富士山の噴火など、大規模災害が危惧されている。今後も努力を続けて救出救助能力、技術の向上に向けて力を尽くしてほしい」などと話しました。