7日、東京・渋谷区議会議員が会見を開き、渋谷区の澤田伸副区長が庁内のチャットに区議をひぼう中傷する書き込みをしていたと発表しました。

渋谷区議　桑水流弓紀子議員
「“内部告発”がなければ一連の出来事に気づけず、このような暴言、厳格に表現すると『ひぼう中傷行為』は、なかったことになっていたかもしれません」

区議に届いたのは、100人以上の区の職員が閲覧できる庁内のチャットで、澤田伸副区長が今年6月に投稿した内容です。

澤田伸副区長
「国民民主の桑ブタは早めに封じておかないとね！」

さらに7月にも「桑ブタ！」と投稿。文末にはブタの絵文字も付いていました。

渋谷区の澤田伸副区長が、国民民主党の桑水流弓紀子区議に対し「ブタ」などとひぼう中傷する書き込みをしたという“内部告発”です。8月2日に複数の区議のもとにチャットを撮影した文書が届き、このことが発覚しました。

「渋谷区の職員」を名乗る告発者は「このような書き込みが多くの職員の目に触れるところに平然と書き込まれ尋常ではありません」と訴えていました。

日本テレビの取材に対し、渋谷区はひぼう中傷するようなやりとりがあったことについて「事実で間違いない」としています。澤田副区長は8日に桑水流区議に直接謝罪し、副区長を辞任することを直接伝えたということです。