中古車販売大手ビッグモーターが、不正についての内部告発をもみ消したのではないかと指摘されている問題で、河野消費者担当相は「事実関係を確認している」と述べました。

河野消費者担当相「内部の公益通報体制が構築されていないというような指摘があったと認識をしておりますので、事実関係を確認をしているところです」

ビッグモーターは、外部の弁護士らによる調査報告書で、内部告発があったにもかかわらず「もみ消したといわざるを得ない」などと指摘されています。

従業員が300人を超える事業者は公益通報者保護法によって内部通報制度を整備することなどが義務づけられていますが、消費者庁は、ビッグモーターが適切に整備・運用していたかどうか事実関係の確認を進めていて、違反が認められれば行政措置の処分などを受ける可能性があります。