ビッグモーター社長が会見…元社員「実質的に指示してたのは副社長」その姿はなく 損保ジャパン社長“不正の指示”出向者からの報告を明らかに
保険金不正請求問題の報道後初めて、ビッグモーターの兼重宏行社長が記者会見を開きました。兼重社長は、従業員の不正行為について、責任は現場にあったとして、経営陣の関与は全くなかったと説明しました。
会見で兼重社長は息子の宏一副社長とともに、26日付けで辞任することを発表。ただ、その副社長の姿は会見場にはありませんでした。このことについて、取材に応じた元社員は「そもそも会見にいないこと自体がおかしい。実質的に(不正を)指示していたのは全部、副社長。副社長も来て、もう一度会見すべきだ」と話しました。
一方、不正請求をされていた側の損害保険会社のうち「損害保険ジャパン」では、不正があった「板金塗装部門」などに37人を出向させていました。私たちが25日朝、同社の白川儀一社長を取材すると、去年の夏に出向者から“ビッグモーターの工場長から不正の指示があった”と報告を受けていたと明らかにしました。
※詳しくは動画をご覧ください(7月25日放送『news zero』より)