渋谷区副区長、チャットで区議に「ブタ」などひぼう中傷 区議団が区側に申し入れ
東京・渋谷区の副区長が、区の職員が閲覧できるチャット上で、特定の区議会議員をひぼう中傷したとして、渋谷区議団が区側に申し入れを行いました。
立憲・国民渋谷区議団は7日午後、渋谷区の澤田伸副区長が今年6月から先月にかけて、100人以上の区職員が見ることができる庁内のチャットシステム上で、所属する桑水流弓紀子議員に対し、「ブタ」などとひぼう中傷する書き込みをしたとして、申し入れを行ったと発表しました。
今月2日に、区議のもとに渋谷区の職員を名乗る人物から、チャットの内容を撮影した文書が届き発覚したということで、申し入れでは、調査委員会を立ち上げることなどを求めています。
区議団によりますと、澤田副区長は7日午後、区議団側と面会し、書き込みを事実だと認めた上で、桑水流議員に対して謝罪したいと申し入れたということです。
渋谷区は、ひぼう中傷するようなやりとりがあったことについて、「事実で間違いない」としています。