8日、安倍元首相が奈良県内で演説中に銃撃されました。日本国内で政治家が襲撃される事件は過去にも起きています。

1990年1月には長崎市の本島等市長が市役所の玄関でけん銃を持った男に撃たれ重傷を負う事件がありました。

1992年3月には演説を終えた直後の金丸信元自民党副総裁に向けて右翼団体のメンバーの男が3発の銃弾を発射しました。このとき弾はそれ、金丸氏は無事でした。

1994年5月には細川護煕元総理大臣がいたホテルのロビーで右翼団体のメンバーが天井に向けて発砲しました。政治姿勢に抗議する目的だったとされています。

2002年10月には当時の民主党衆議院議員だった石井紘基氏が右翼団体代表の男に自宅前で刃物で刺され死亡しました。

2007年4月には長崎市の伊藤一長市長が市長選の選挙期間中に選挙事務所の前で元暴力団幹部の男に銃撃され死亡しました。