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旧ジャニーズ事務所性加害 当事者の3人が会見「風化の一途をたどっている」と危機感訴え

2024年10月9日 19:21
旧ジャニーズ事務所性加害 当事者の3人が会見「風化の一途をたどっている」と危機感訴え
旧ジャニーズ事務所の性加害問題をめぐり、ジャニー喜多川元社長による性加害を受けた3人が9日、日本記者クラブで会見しました。3人は、旧ジャニーズ事務所が解体してからおよそ1年になる今の思いを語り、「風化の一途をたどっていると感じる」などと危機感を示しました。

志賀泰伸さんは「旧ジャニーズ事務所の性加害問題が、風化の一途をたどっていると感じている。世界的な児童性加害事件を風化させてはいけない」と懸念を示し、「未来ある子どもたちを守るために、私たちは声を上げ続けます」と述べました。

また、長渡康二さんは、「SMILE-UP.」に対して、「短くてもいいので定期的に会見をして、終わりにしないでいただきたい。補償金にかかわらず、被害者の心のメンテナンス、言葉を聞いてください」と訴えました。

中村一也さんは、「性暴力が社会問題化している現状は、芸能界に限ることではないので、社会的影響力のあるSMILE-UP.が、社会啓発を行うことが、社会的責任、再発防止、信用回復につながる。そこにふたをすれば、また同じことを繰り返す」と指摘しました。
最終更新日:2024年11月20日 18:06