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桐島聡容疑者を名乗る男 数十年前から「内田洋」の名前で神奈川県内で勤務か

2024年1月28日 22:34
桐島聡容疑者を名乗る男 数十年前から「内田洋」の名前で神奈川県内で勤務か

連続企業爆破事件で指名手配されている桐島聡容疑者を名乗り、警視庁公安部が確認を進めている男が、数十年前から「内田洋」という名前で神奈川県内で働いていたことがわかりました。

捜査関係者によりますと、神奈川県の病院に入院している末期がんの男が今月25日、桐島聡容疑者を名乗り、警視庁公安部が本人確認を進めています。

桐島容疑者は、1970年代の「連続企業爆破事件」で指名手配され、50年近く逃走を続けています。

その後の捜査関係者への取材で、男が「内田洋」という名前で数十年前から神奈川県内の工務店で住み込みで働いていたことが分かりました。

男が勤務する工務店の近所に住む人
「今年になってから2、3回見かけてはいたんだよね」
「もう70とか80近いだろうなと思った。こんな人が仕事できるのかなって」「(体形は)もうガリガリ」

男は入院する際も健康保険証は提示せず、「ウチダヒロシ」を名乗ったということです。

警視庁は慎重に本人確認を進めるとともに、桐島容疑者が偽名で長期間、神奈川県内に潜伏していた可能性もあるとみて調べています。