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東京23区、大雪注意報に切り替え 気象庁

2023年2月10日 14:09

気象庁は大雪のおそれが低くなったとして、東京23区に発表していた大雪警報を10日午後1時48分に大雪注意報に切り替えました。引き続き、東京の多摩地方と埼玉県、群馬県などには大雪警報が出されていて、引き続き、交通障害などに警戒が必要です。

午後4時現在、関東甲信地方で大雪警報が発表されているのは、群馬県、埼玉県、東京・多摩地方、山梨県、長野県です。埼玉県では広い範囲で大雪となっていて、秩父市で14センチ、熊谷市で8センチ、さいたま市で5センチの積雪が観測されています。

気象庁によりますと、関東地方の沿岸部では大雪のピークは過ぎつつあるものの、引き続き、11日の明け方にかけて、広い範囲で大雪となる見込みだということです。

埼玉県では、雪は10日夜遅くまで降り続く見込みで、11日午後6時までの24時間の予想降雪量は、多いところで埼玉県秩父地方で5センチ、南部と北部で3センチです。

一方、東京23区で降っていた雪はみぞれや雨に変わっていて、東京都心で積雪は観測されていませんが、引き続き、夜のはじめ頃にかけて大雪に注意が必要です。

気象庁は関東甲信地方では、夕方から夜の帰宅の時間帯には大雪による交通障害や路面の凍結に警戒してほしいと呼びかけています。