台風14号は19日午後4時半ごろ、島根県に再々上陸しました。湿った空気の影響で、関東の各地でも被害が出ています。関東に最も近づくのは、20日朝の見込みです。

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19日午後1時ごろ、島根・吉賀町にある公園は、あたり一面冠水し、滑り台へと続く階段は、下の方が水につかっていました。

18日夜、“過去最強クラス”で鹿児島県に上陸した台風14号は、19日午後4時半ごろに、島根・出雲市付近に再々上陸しました。これまでに宮崎県内では、3人の死亡が確認されています。

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台風14号は、徐々に日本の東に進んでいます。

三重・紀北町では、風にあおられた雨が撮影者に迫る様子をカメラが捉えました。

中心から離れた関東にも、すでに影響が出ています。19日午前8時半ごろ、埼玉・東松山市の関越道では、車が大きな水しぶきを上げながら走っていました。

東京・新橋でも19日正午すぎ、雨風ともに強くなっていました。傘を持っていないのか、傘をささずに走る人の姿も見られました。

神奈川・横浜市では19日正午ごろ、大量の雨水が階段から流れ落ちる様子も。横浜では、午後0時19分までの1時間に、25ミリの土砂降りの雨が降りました。また、藤沢市では19日午前10時半ごろ、道路が冠水し、車が通るたび、水が波のように押し寄せる様子が撮影されました。

茅ヶ崎市にあるゴルフ場「GDO茅ヶ崎ゴルフリンクス」では19日、ごう音とともに横殴りの雨が降っていました。ただ、関東に最も近づくのはこれからです。このゴルフ場では、19日の予約が半分以上キャンセルになったといいます。

GDO茅ヶ崎ゴルフリンクス　前田千草さん
「飛ばされそうなものは全部、クラブハウス内にしまったり、このへんのチェーンとかベンチとかは可能な限りしまおうと思っています」

関東には20日朝に最も近づく見込みで、通勤通学の時間帯には特に警戒が必要です。