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「クマかと思った」“大型イノシシ”が市街地に出没 男女2人ケガ 小学校にも… 神奈川・秦野市

2022年11月24日 21:56
「クマかと思った」“大型イノシシ”が市街地に出没 男女2人ケガ 小学校にも… 神奈川・秦野市

24日、神奈川・秦野市の商業施設に大型のイノシシが現れ、30代の男性が体当たりされて左足を打撲するなど、男女2人がケガをしました。この時期、イノシシはエサを求めて行動範囲が広がるといい、注意が呼びかけられています。

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目撃者
「ぱっと見た時はクマかなと思って。自分の頭の中で、この大きさのイノシシはいるとは思っていなかった」

神奈川・秦野市で24日、クマのように大きいイノシシが街中に姿を見せました。場所は、秦野市にあるショッピングセンターの駐車場です

目撃者
「女性の叫び声が目の前でしたので、振り返って、自分の目の前に急に“ふんがふんが”って鼻声が聞こえて、ふっと見たらイノシシが目の前にいた状態だったので」

イノシシは、興奮状態だったといいます。警察によると、30代の男性が体当たりされて左足を打撲するなど、男女2人がケガをしたということです。

24日午前、通報が相次ぎました。ショッピングセンターを離れたイノシシは、300メートルほど東にある小学校に現れました。一時、騒然とした小学校。イノシシを目の当たりにしたという校長は、児童が襲われないように、安全を最優先に行動したといいます。

末広小学校 吉田正也校長
「口が開いていて。だいぶハアハアして、興奮しているような感じに見えました。人を見ると向かってくるような形」

イノシシと市の職員が攻防を繰り広げた校庭には――

末広小学校 吉田正也校長
「追っかけ回している感じでしたので、その足跡が残っている」

そして午前11時すぎ、市の職員によって捕獲されました。イノシシはオスで体長150センチほど、体重は約100キロあるといいます。市によると、この後、食用として利用するということです。

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今の時期、市街地での出没が相次ぐイノシシ。繁殖期を前に、エサを求めて行動範囲が広がっているといいます。秦野市は、イノシシに遭遇してもむやみに近づかず、通報してほしいとしています。

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