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“拉致問題”国際シンポジウム 被害者家族「人間の命には限りがある」一刻も早い解決を訴え

2022年12月10日 17:41
“拉致問題”国際シンポジウム 被害者家族「人間の命には限りがある」一刻も早い解決を訴え

北朝鮮による拉致問題について考える国際シンポジウムが開かれ、拉致被害者家族らが一刻も早い解決を訴えました。

シンポジウムには、拉致被害者・横田めぐみさんの弟で家族会代表の横田拓也さんや田口八重子さんの長男・飯塚耕一郎さんらが登壇しました。

飯塚耕一郎さん(45)「この長い月日の間では、被害者家族の中には家族との再会を果たせず、この世を去った親や兄弟があります。人間の命には限りがあります。拉致事件はもうこれ以上、時間をかけていい問題ではありません」

また、横田代表は「生き地獄から抜け出せず苦しい毎日を過ごしている私たちの家族を思うと、苦しさと怒りを感じる」と語り、重大な人権侵害である拉致問題を一刻も早く解決するよう政府に訴えました。