“拉致問題”国際セミナー 被害者家族ら“一刻も早い救出を”
10日から始まる北朝鮮人権問題啓発週間を前に拉致問題について考える国際セミナーが開かれ、拉致被害者家族らが一刻も早い救出を改めて訴えました。
国際セミナーには拉致被害者、横田めぐみさんの母・早紀江さん、弟の哲也さんら家族をはじめ、拉致問題担当大臣を兼務する松野官房長官が出席しました。
横田早紀江さん「難しい問題すぎてですね、私たちはとにかく全身全霊で主人も亡くなった方々も長い年月、いろいろなことをして頑張ってきました。どうしたらいいかっていうことはとてもとても私は分かりませんので、私はただお祈りするしかなくて」
また、家族会事務局次長を務める哲也さんは、「一人一人が何が出来るか、少しでも多くの人が考えることが出来ればより良い方向に向かっていく」などと話し、一刻も早い拉致被害者全員の一括帰国を訴えました。