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「広島サミット」まで200日余り…関係者や観光客を迎え入れる準備始まる

2022年10月30日 19:53
「広島サミット」まで200日余り…関係者や観光客を迎え入れる準備始まる

来年5月に広島県で開かれる「サミット」まで200日余りとなりました。県内では、既に関係者や観光客を迎え入れる準備が始まっています。

広島市中心部にそびえるリーガロイヤルホテル広島。外国人スタッフから指導を受けながら、英語での接客を繰り返すのは、入社5年目の香川亜沙美さんです。

香川亜沙美さん「I'm looking forward to seeing you again(またお会いできるのを楽しみにしています)」

宿泊と飲食部門の従業員を対象に、週1回の英語研修を始めたのは、今月に入ってから…。香川さんが担当するのは、ホテル内にあるフィットネスジムの受付です。

香川亜沙美さん「(外国人客は)ここ数ヶ月ぐらいから徐々に増えてきた」「(英語が)とっさに出てこないことが多いのでもっと勉強しないといけない」

コロナ禍の最中、英語で接客することは、ほとんどありませんでした。「サミット」では一転、各国の要人や関係者の受け入れが待ち受けます。

リーガロイヤルホテル広島・畳谷恵介副総支配人「(2019年に)大阪で『G20サミット』が行われたが、その際も大阪のホテルでは約1000室の客室がほぼ埋まる状況。今回の『広島サミット』についても同様のことが見込まれると考えている」

香川亜沙美さん「(サミットで)広島が注目されてくると思うので、研修を通して生きた英語を覚えていきたい」

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飲食業の「むさし」は、サミットにビジネスチャンスを見いだしています。それが新たな弁当の販売です。

名付けて「おり鶴弁当」。地元選出・岸田総理の好物「若鶏のからあげ」や、地元産の「かきフライ」など、こだわりのおかずを詰めました。一部の店では前日までの予約が必要です。

包装には折り鶴の絵をあしらい、英語と日本語で平和のメッセージも添えました。

むさし・浮田秀律本部課長「平和をというコンセプトが今までうちにはなかったので、弁当・食を通じて平和を願えればと。G7を歓迎してむさしとしても応援したい」

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新たな取り組みが始まる一方で、サミット会場とその周辺の警備体制は、明らかになっていません。

6年前の「伊勢志摩サミット」の会場となったのは、賢島という人口およそ100人の島でした。警察は、開会の5日前から本土と島を結ぶ橋を封鎖。住民には「IDカード」を交付して、通行を認めました。

「広島サミット」で、会場の有力候補とされるグランドプリンスホテル広島がある元宇品…。1本の橋でつながった、人口1500人余りの島です。

2016年には、「G7外相会合」が開かれました。

元宇品町・門隆興町内会長「これが実物」

町内会長に見せて貰ったのは、「外相会合」の際に住民に配られた通行証…。個人で持ち歩くものと車のナンバーを記した2種類があります。

元宇品町・門隆興町内会長「何日か前から(首に)ぶら下げて、随所に警察官がいるから止められたら確認してもらう」

警備に協力したとして、町内会には当時外相を務めていた岸田総理から、感謝状が送られました。

住民「出かけたりする時に通行証をかけていないといけない。けっこう色々気を使うことはある」

住民「『外相会合』の時もだいぶ警備で緊張があったから、楽しみよりも無事に終わってほしいというのが一番」

来年の「広島サミット」は、より厳重な警備体制が予想されます。行政や経済団体で作る「広島サミット県民会議」は、住民に説明の場を設けることを検討しているということです。

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