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【ラグビー】29日に日本と激突 現役オールブラックスが語る「ハカ」にかける思い

2022年10月22日 7:02
【ラグビー】29日に日本と激突 現役オールブラックスが語る「ハカ」にかける思い
ラグビー王国ニュージーランド代表 試合前の「ハカ」(写真:PA Images/アフロ)
◇リポビタンDチャレンジカップ2022 日本×ニュージーランド(10月29日、国立競技場)

ラグビー日本代表は29日、世界屈指のスター軍団・ニュージーランド代表と4年ぶりの一戦を迎えます。

上下黒のジャージーから"オールブラックス"の愛称で親しまれるニュージーランド(NZ)。第1回大会を含め3度W杯を優勝するなど、常にラグビー界の先頭を走り続けるラグビー王国です。先月も「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」で、19年W杯王者の南アフリカらを抑えて、南半球の頂点に立っています。

そんなオールブラックスを象徴するものの一つが、試合前に行われる「ハカ」と呼ばれる儀式です。NZの先住民マオリの伝統的な踊りで、戦いの前などに自らを鼓舞しながら、相手を威嚇するために行われます。

その迫力から多くのファンを魅了する「ハカ」ですが、日本との歴史的一戦を前に今回来日するNZ代表選手4人が「ハカ」にかける特別な思いを明かしました。

■アーロン・スミス選手(スクラムハーフ) NZ史上初スクラムハーフで100キャップ
「オールブラックスにとってとても大切な伝統。100年以上やっている中でもここ20年くらいは特に力を入れてきた。試合直前にチームとしての団結を強めて鼓舞してくれる」

■ブロディー・レタリック選手(ロック) 14年世界最優秀選手
「NZそしてマオリの人々を代表して世界の舞台でできるのは光栄。ラグビーの試合前にそれができることに誇りを覚えている」

■サム・ホワイトロック選手(ロック) NZ現役最多140キャップ
「子どものころから学校でハカをやっているけど、オールブラックスのためにハカをやるのはとても特別。初めての時でも、今になっても、大きな満足感を得られる特別な機会」

■サム・ケイン選手(フランカー/No.8) 20年NZ代表の主将に就任
「ラグビーとNZのことを知らない人でも、オールブラックスとハカのことは知っている。それだけ誇りを持てるもの。激しい戦いに臨むため、仲間と繋がるために行う。そして相手へのリスペクトを示すためにも行っている」

29日の一戦では、試合中の華麗なパス回しだけでなく、試合前に行われる大迫力の「ハカ」にも注目です。

【放送&配信予定】
地上波日本テレビ系/Hulu 10月29日(土)午後2時30分~(生中継)

【日本代表対ニュージーランド代表 過去戦績】
1987年10月25日 ●0 - 74 (大阪)
1987年11月1日 ●4 - 106 (東京)
【1995年W杯】
1995年6月4日 ●17 - 145 (南アフリカ・ブルームフォンテーン)
【2011年W杯】
2011年9月16日 ●7 ‐ 83 (NZ・ハミルトン)
2013年11月2日 ●6 ‐ 54 (東京)
2018年11月3日 ●31 ‐ 69 (東京)


【2022年秋 日本代表テストマッチ予定】
10月29日(土) 日本代表 vs ニュージーランド代表 (東京)
11月12日(土) 日本代表 vs イングランド代表 (ロンドン)
11月20日(日) 日本代表 vs フランス代表 (トゥールーズ)