警察庁、キャリア職員の中途採用を来春開始へ 多様な人材確保が狙い
複雑化する課題に対処するため多様な人材を確保しようと、警察庁は、来年春からキャリア職員の中途採用を開始します。
警察庁・露木康浩長官
「困難な治安課題に立ち向かっていく志と情熱を持った方々に、積極的に応募していただきたい」
警察庁は、来年4月から民間企業などで働いていた人を対象にキャリア職員の中途採用をあらたに始めます。SNSで実行犯を募集する凶悪事件やサイバー犯罪など複雑化する課題に対して、多様な人材を確保する狙いだということです。
大学卒業または大学院修了後、2年以上の職務経験がある人を係長級で、7年以上の人を課長補佐級で採用し、一定期間、警察大学校などでの研修を実施します。
警察庁は、新卒の職員とは違った能力や経験を発揮して欲しいと期待を寄せています。