子どもたちが半年間の稽古の成果を披露 坂井市丸岡町 まるおか子供歌舞伎に1000人詰めかける
坂井市丸岡町の体育館で、まるおか子供歌舞伎の公演が25日に開かれ、子ども役者が半年間の稽古の成果を披露しました。(11月26日)
子供歌舞伎では、坂井市や福井市の6人の子ども役者が5月から松竹の演出家・水口一夫さんの指導で週末や夏休みを中心に稽古を重ねてきました。
演目は訳あって別れた母と子が再会する姿が描かれている「国訛嫩笈摺(くになまりふたばのおいずる)どんどろ大師の場」。
子どもたちは歌舞伎独特のセリフの言い回しを難なくこなし、情緒あふれる場面も見事に演じきるなど、会場では笑いも誘いながら表現豊かに演目を披露しました。
公演は2回開かれ、子ども役者たちは詰め掛けたおよそ1000人の観衆に感動を与えていました。