「越前水仙」出荷 猛暑で例年より1か月遅れ 正月用の切り花に 南越前町・河野地区
猛暑の影響で生育が遅れていた「越前水仙」の出荷が18日、南越前町の河野地区で1か月遅れで始まり、生産者は収穫と仕分けの作業に追われています。(12月18日)
同地区の生産者・小中満津江さん(74)は18日、越前海岸沿いの急な斜面を歩きながら、つぼみの状態のスイセンを選んで、茎と葉をまとめて根元から切り取っていきました。正月用の切り花として全国に出荷されています。
■小中満津江さん
「ピークは1月に入ってから。早く注文を受けた人を優先的に、無理なものは断っている」
この日はおよそ900本が出荷され、品質の優れたものは皇室に献上されることになっています。