新幹線開業後の観光案内はお任せ「はぴバス」のガイドは意外な横顔
新幹線開業にあわせて運行を開始するのが県内の観光地を周遊するバスツアーご覧の「はぴバス」です。旅のお供をするバスガイドの1人は新幹線ではお馴染みのあの仕事をしているのです。(3月6日)
目前に迫った新幹線県内開業。開業と同時に運行開始するのが「はとバス」の福井版「はぴバス」です。
4つの新幹線駅を起点に県内の観光スポットを手軽に周遊できるバスツアーであわせて11のコースを案内します。
その旅のお供をするのがバスガイド。去年9月から20人が研修をうけていてこのうち6人のデビューが決まりました。
「法堂仏殿山門大庫院浴室僧堂東司7つのお堂が全て回廊で結ばれています」
手書きのイラストを手に永平寺を紹介する水野由佳里さんもその1人。
水野由佳里さん「元々若い頃に3年間バスガイドをしていたのですが辞めてしまってまだ心残りがあって応募しました」
兼業や副業が可能なはぴバスのバスガイド。水野さんにはもう1つの顔があるんです。
「いってまいりま~す」「いってらっしゃいませ」
JR東日本サービスクリエーションワゴンアテンダント水野由佳里さん
「北陸新幹線の車内の中で車内販売員しています」
水野さんは1日2回金沢・東京間を往復してワゴン販売をしています。
先月からは商品ラインナップに羽二重餅などの福井土産なども追加されその隣には水野さん手作りのポップも並びます。
「自分が販売していてお客さんだったらこれ見たら欲しくなるかなとか、これを見ればすぐ”ちょうだい”って意識をしながら作るようにしています」
JR東日本サービスクリエーション金沢列車営業支店池戸良行副長
「北陸新幹線に普段乗っていますが、バスガイドさんになっても引き続き福井県の魅力をアピールしていただいて、それを会社の中でも共有してもらえるとすごくプラスになるといます。人にしかできないサービスを大切に考えているので、そういった思いをバスの中でも引き継いでいかしていきたいです」
平日は新幹線の車内で。休日ははぴバスで新幹線で来た観光客をおもてなし。
水野さんは「二刀流」で福井の魅力を伝えます。