小浜市・国分寺で子どもたちが年末恒例“すす払い” 地域の宝である文化財に愛着を深める
小浜市の国分寺で24日、地元の子どもたちが年末恒例の清掃活動に励み、釈迦堂や大仏に積もったほこりを落として新年を迎える準備を整えました。(12月24日)
国分寺の釈迦堂で清掃活動に励んだのは、国分文化財愛護少年団の小学1年生から5年生あわせて5人です。
年末の恒例行事で、子どもたちは釈迦堂に安置されている高さ3メートルの木造釈迦如来坐像の台座に登り、ハタキでほこりを落としたほか、床や賽銭箱を丁寧に水拭きしました。
参加者は「みんなと一緒に大仏様をきれいにしたり、床のぞうきんがけが楽しかった」と話したほか「来年はもっと大仏さんをきれいにすることを目指したい」と意欲を高めていました。
清掃活動は、愛護少年団が結成された1969年から続いていて、年に3回行っています。
子どもたちは保護者と一緒になって、およそ1時間かけて清掃活動に励み、地域の宝である文化財に愛着を深めていました。